あくまで公園というスタンスという
ジブリパークの入場料はいくらになるのか
とても気になるところです。
しかしながら実はまだ入場料は決まっていません。
その理由はキチンの存在します!
運営会社がどこなのかが関係してきます。
ジブリパークの会見での鈴木敏夫プロデューサーの発言を
もとにお話していきましょう。
目次
ジブリパークの入場料が決まらないのはジブリパークの運営会社にあり?!
愛知県とスタジオジブリ、中日新聞社が連携・協力して整備・運営にあたる
このように発表がされました。
愛知県、スタジオジブリ、中日新聞の共同運営。
新たに共同出資しした別会社を立ち上げるわけではないそうです。
そして、愛知県の公的資産の公園として運営され
さらにもちろん民間のスタジオジブリも運営に参加し
中日新聞も同時に出資して運営に関わるという
3社共同での運営となります。
公共と民間との両方の運営体制が組み込まれるので
入場料の設定には時間がかかることでしょう。
愛知県が係る分お値段もディズニーランドやUSJに比べると
リーズナブルであることが予想できます。
「ジブリパーク」は愛・地球博を生かした形でジブリ装飾。
愛知万博の理念と成果の継承
また、平成狸合戦ぽんぽこにも代表されるように
都市開発など自然破壊問題に問いかけるような作品作りをしている
スタジオジブリなので今回の指針を持つ愛知県とは
とっても相性がよかったのでしょう。
ジブリパークの入園料はいくら?
入場料に関してはどのような管理運営をしていくか3社でしっかり協議して、その中で入場料も検討してまいります
事業費についてはスタジオジブリの映画の世界を忠実に再現していくとなると、
基本設計では事業費をはじきだせない状況です。実際に詳細設計をしてみて、大きさをどうするか、材質をどうするか、そういう細部までの詳細設計を今年度します。
と鈴木敏夫プロデューサーは話しています。
ジブリパークの管理運営はこれからご紹介しますが
愛知県も参入しての共同経営ということになります。
つまり、愛知県が参入しているので県営の公園ということになります。
ということは、ディズニーランドやUSJのようなテーマパークのように
入場料が高いことは考えにくくなります。
県営のテーマパークと言える人気のある公園に
千葉県が運営するアンデルセン公園があります。
アンデルセン公園はディズニーランドに次ぐ来場者数で
近年とっても人気のあるテーマパークです。
結婚式なども出来、子供から大人まで人気があります。
参考に「アンデルセン公園」の入場料と「三鷹の森ジブリ美術館」の入場料
「愛・地球博」の入場料を挙げてみました。
アンデルセン公園の入園料
大人 | 高校生 | 中・小学生 | 幼児 | |
入場料(円) | 900 | 600 | 200 | 100 |
三鷹の森ジブリ美術館入場料
大人 | 高校・中学生 | 小学生 | 幼児 | |
入場料(円) | 1000 | 700 | 500 | 100 |
どちらも1000円程度ととても良心的な入園料になっています。
愛・地球博の入場料
大人 | 中人 | 小人 | シニア | |
入場料(円) | 4600 | 2500 | 1500 | 3700 |
愛・地球博は大人4600円ということでジブリパークやアンデルセン公園よりは
だいぶお高くなっています。
それでもディズニーランドの入場料は大人1日7400円なので
リーズナブルにはなっていました。
ジブリパークについては、基本設計では事業費をはじきだせない状況ということなので
かなりの費用が費やされる見込みなのでしょう。
ということは、愛・地球博の入園料までは行かないまでも
3000円程度になる可能性はあると考えられます。
ジブリパークの年間パスポートはいくら?
公共の施設であるアンデルセン公園には年間パスポートはありません。
公共でやっている施設で例えば京都市が運営している
京都水族館にはの年間パスポートがあります。
京都水族館
大人 | 大・高校生 | 中・小学人 | 幼児(3歳以上) | |
年間パスポート(円) | 4100 | 3100 | 2000 | 1200 |
1日入場料(円) | 2050 | 1550 | 1000 | 600 |
1日入場料に比べると2回行ったら1年間のパスポートがGET出来る料金になるとは
かなりリーズナブルな年間パスのように思います。
またテーマパークの代表であるディズニーランドにも年間パスポートがあります。
年間パスポートと1日入場料を比べてみましょう。
ディズニーランド
大人 | 小人(4~11歳) | シニア | |
年間パスポート(円) | 61000 | 39000 | 51000 |
1日入場料(円) | 7400 | 4600 | 6700 |
ディズニーランドでは9回行けば年間パスポート購入金額になるくらいのお値段です。
このような料金設定を考慮すると愛知県が運営に関わることもあり
年間パスポートは5回分の入場料の15000円程度ではないでしょうか。
公園や自然はいつ行っても良いものです。
「歴史的成り立ちに配慮し将来にわたって愛され続ける公園づくり」
「スタジオジブリ作品を伝え残し唯一無二の価値を付与」
「多様な利用者がともに楽しめる公園づくり」
「歴史的成り立ちに配慮し将来にわたって愛され続ける公園づくり」
「公園内の既存施設・活動との共存」
という指針を掲げているので、地域住民にも優しいいつでもジブリパークに
行くことが出来るような価格の設定がされることでしょう。
ジブリパークは完全予約制になるの?
来場者目標は詳細設計の中で見えてくるもので、キャパシティの問題もあります。
三鷹の森ジブリ美術館やサツキとメイの家は完全予約制でやっています。
どのぐらいの収容能力がある施設を作るかは、これから進めていきます
このように鈴木敏夫プロデューサーが会見では話されていました。
ジブリ映画の人気は金曜ロードショーでジブリ作品が放送されると
高視聴率となるようにとっても人気があります。
三鷹の森ジブリ美術館もローソンチケットで予約が開始になるのが
毎月10日ですが即完売になってしまう状況が現在も続いています。
ということは、人気が集まり混乱と混雑を避けるためには完全予約制を
採用される可能性が高いのではないでしょうか。
収容人数がある程度あってもアトラクションには行列が出来ることは必死です。
アトラクションにはスマートフォンを駆使した予約呼び出しシステムを採用したりと
様々な待ち時間回避プログラムも検討されていることでしょう。
2022年秋と2023年秋のオープンを楽しみに待ちましょう。
ジブリパークの入場料、年間パスポートの料金について検討してみました。
また、運営会社や完全予約制になるかどうかについても会見を踏まえて検討してみました。
これからオープンまでにも会見は開かれます。
その都度、具体的になっていく構想を楽しみにしながら
2022年秋、2023年秋のオープンを心待ちにしましょう!