京都市立勧修(かんしゅう)中学校での
交通安全を啓蒙するはずだった
交通安全教室で
まさかの死亡事後が
発生してしまいました。
4月12日午後2時20分頃の出来事です。
トラックに跳ねられたスタントマンが
トラックの下敷きになったまま
しばらく引きづられるはずの
スタント。
本当に人が引かれてしまいました。
スタントマンになっていたのは
中村佳弘さん(34歳・福岡県春日市)。
その経緯について
お話して聞きましょう。
スタントマンがトラックに跳ねられた動画
その衝撃映像を御覧ください。
心の準備をしてから御覧になることを
おすすめします。
たぶんこんなスタントだったはず(動画は成功時)→事故再現中のスタントマンはねられ重傷 交通安全教室、中学生470人の前でトラックに(京都新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/AGpd0LOeVG @YahooNewsTopics pic.twitter.com/7X4dv0cyx7
— なまず (@namazu1203) April 12, 2019
交通安全教室という教育の現場といえ
ここまでの設定が必要なのでしょうか。
交通安全教室で準備していた想定の事故風景とは
車の死角の危険性を伝える講習が目的
トラックが時速10キロメートルほどの速さで走って来る
↓
スタントマンはトラックに接触する直前でバンパーにつかまる
↓
スタントマンがトラックの前部にぶつかる。
↓
バンパーにつかまったまま
車体の下敷きになって
20メートル程度引きづられる。
↓
トラックは止まり
スタントマンは無事に立ち上がる。
これが想定されいた実演模擬事故だったのです。
しかし、失敗は起こるものです。
スタントマンはバンパーに手でしがみ付いているはず。
その手がバンパーから外れ本当に
引かれてしまうことに。
はたして20メートルも引かれる必要があるのか?
いろいろな模擬事故の設定そのものに問題を感じるこの事件。
映像は8秒間スタントマンを引き続けています。
失敗したらどうするといった
ケースも想定しないまま
今までこのような教室が行われていたのでしょうか。
交通安全教室なので
事故が何時でも起きうるものであり
安全に過ごすためにはどうしたら
良いのかを考えるための授業。
そのハズが本当の死亡事故になるだなんて。
スタントマンスタントマンの
中村佳弘さんはというと
病院に運ばれましたが胸などを強く打ち
搬送先の病院で死亡が確認されました。
この交通安全教室の授業に参加した
勧修中学校の生徒と地域樹民570名の
心にはとんでもない思い記憶が
刻まれてしまったことでしょう。
交通安全教室はイベント会社「ワーサル」が派遣
イベント会社「ワーサル」が派遣して
行っていた交通安全教室。
京都市自転車政策推進室の和田長利(ながとし)室長は
「中学生がいる場でこのような事故が起きて申し訳ない。
イベント会社に原因を聞き、対応を考えたい」と話しています。
これから調査が始まるとのこと。
行き過ぎたデモンストレーションで
刺激しすぎるのも問題ではないでしょうか。
衝撃的な事故映像にはロシアで起きた飛行機炎上事故に
ついて記事にしていますので興味のある方は御覧ください。
[blogcard url=”https://perlman2020.jp/news-russia-airplane-accident/”]
安全教室中のスタントマン死亡事故についてNSNの声を聞いてみましょう
かなりの反響を呼んでいます。
ええ…これ子供ら完全にトラウマだべさ…
スタントマン使って、ここまでやることなんか…😥交通安全教室で死亡事故=スタントマンひかれる-京都:時事ドットコム https://t.co/YC7KF4CVSV
— 忍者タカさん@キャンプ王に俺はなるっ! (@takamodoki) April 12, 2019
まさに体を張って事故の危険性を伝えてくれたスタントマン😂
『トラックのバンパーにしがみついて安全に着地する想定だったが、失敗したという』
想定が無謀すぎる💦https://t.co/R21oY1o2s3
— ヒロシ (@paopaopaopapapa) April 12, 2019
交通安全教室の本当の意味での交通安全教室を
交通事故の危険性を示す交通安全教室ではなく
交通に対する安全性を確保するための教室に
していただきたいものです。
交通安全教室で言われる「文言」
「だろう運転」ではなく「かもれない運転」
「人は飛び出さないだろう」ではなく
「飛び出すかもしれない」
「スタントは成功するだろう」ではなく
「スタントは失敗するかもしれない」
「スタントは危険かもしれない」
こういった考え方で物事が考えられていたら
起きなかった事故なのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りします
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