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マックのフィレオフィッシュが刷新して何が美味しくなったの?カロリーは変わった?

フィレオフィッシュリニューア

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マクドナルドのロングセラー商品である
フィレオフィッシュが10月30日までに全店でリニューアル。

刷新されるのは25年ぶり。

新しくなることで何がどのように変化したのでしょうか?

リニューアルしたポイントとその理由について
さらにリニューア後のカロリーについても
詳しくご紹介していきましょう。

 

目次

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マクドナルドのフィレオフィッシュのリニューアル(刷新)ポイント

再凍結していたフィッシュポーションを1回の凍結にして提供

日本で販売されているフィレオフィッシュはリニューアル前からずっと
アラスカベーリング海産「スケソウダラ」を使用。

素材は変わらないのですが工場整備により大きく製造工程が変わりました。

 

  リニューアル前の生産工程 リニューアル後の生産工程

アラスカ

①ベーリング海でスケソウダラを水揚げ

②水揚げした魚のまま急速冷凍

①ベーリング海でスケソウダラを水揚げ

②漁場付近の工場で骨・皮・血合いなどを取り除く

③切り身を型枠に並べてブロック状に成型して凍結

タイ

③加工工場で魚を解凍

④骨・皮・血合いなどを取り除く

⑤切り身を型枠に並べてブロック状に成型して再凍結

⑥冷凍されたスケソウダラブロックを四角形にカットして冷凍されたまま衣とパン粉をつけて袋詰

④加工工場で冷凍されたスケソウダラブロックを四角形にカットして冷凍されたまま衣とパン粉をつけて袋詰
日本 ⑦各店舗で不ッシュポーションを揚げてフィレオフィッシュを製造 ⑤各店舗で不ッシュポーションを揚げてフィレオフィッシュを製造
凍結回数 2回 1回
  フィレオフィッシュリニューアル フィレオフィッシュリニューアル

以前はアラスカベーリング海で水揚げされたスケソウダラを
急速冷凍後、タイへ輸送し、解凍して
スケソウダラブロックを作っていました。

このスケソウダラブロックを作る工程までを
アラスカで行い冷凍は1回のみに変更。

タイの加工工場ではパン粉付け作業のみを行っています。

揚げられるフィッシュポーションの形にして
日本へ冷凍のまま輸送。

アラスカでの工場施設の拡充を行ったのです!

 

再凍結から凍結1回にすることのメリット

凍結回数を2回から1回にすることでなぜ美味しくなるの?
と思われた方もいらっしゃるかと思います。

魚を急速冷凍することで魚の細胞が凍ります。

急速冷凍をすると魚の細胞を壊すことなく旨味成分をきーぷしたままで
保存することが出来ます。

フィレオフィッシュリニューアル
それを解凍する時に魚の細胞を壊して旨味成分を流出させてしまいます。

フィレオフィッシュリニューアル

その旨味成分が流れて少なくなったスケソウダラを成型して
再凍結して衣を付けていたのがリニューアル前の製造工程だったのです。

アラスカでスケソウダラを成型してしまうことで冷凍は1回のみ。

タイの加工工場では冷凍したまま衣をつけるだけなので
旨味成分の流出がなくなったのです。

日本の店舗では冷凍した状態で高温の揚げ油へ投入。

急速に温度上昇させることで魚の旨味を逃がすことなく
美味しさをキープしたままスケソウダラフライが完成するのです。

 

フィシュポーションの衣はパン粉+クラッカー粉へ

白身フライのサクサクした食感を出すために
パン粉とクラッカーを砕いた粉をブレンドして衣付け。

クラッカーの程よい硬さがサクサク食感を生み出しているのです。

 

フィレオフィッシュの魚はスケソウダラのみ利用

スケソウダラってどんな魚?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

フィレオフィッシュリニューアル

60cm前後になる魚。

北海道全沿岸、青森県〜和歌山県白浜の太平洋沿岸、
青森県〜山口県の日本海沿岸に生息。

その他、韓国釜山〜沿海州、日本海北部〜サハリンを経て
オホーツク海・千島列島・カムチャツカ半島、
ベーリング海、アラスカ湾〜カリフォルニア中部沿岸に生息。

安いすり身として日本の練り製品業界で幅広く利用され
多くの蒲鉾、薩摩揚げがスケソウダラのすり身で作られています。

その他、白身魚のフライとしても汎用されている魚です。

癖も少なく日本人のは好まれているた魚の一つ。

魚の形で見ることは少ないですが
釜鉾や練り製品、白身フライなどでいつの間にか
口にされている方も多い魚です。

 

チーズはチーズバーガーのチーズの半分

チーズバーガーに使用しているチーズをあえて
ハーフサイズにしてトッピング。

1960年の製品開発当初半分のチーズの方が
チーズが主張しすぎずバランスが良いと判断。

発売当初からずっとチーズはハーフサイズ。

 

ハンズはトーストではなくスチームで温めてふんわりと

スケソウダラのフライを挟むハンズはふんわり感を大切にするため
あえてスチーム温め。

スケソウダラのフライのジューシーさと
ふんわりハンズがベストマッチした逸品に。

 

リニューアル(刷新)したフィッシュポーションを実感

リニューアル前と後のスケソウダラフライ(フィッシュポーション)
を実感してみましょう。

リニューアル前 リニューアル後
フィレオフィッシュリニューア フィレオフィッシュリニューア
フライの中の白身がぱさついてポロポロしています。

魚の旨味の水分が少ないのです。

フライの中の白身はパサツキがなくニューシーな様子が見受けられます。

魚の柔らかさと旨味が全く異なり美味しくなっています!

 

フィレオフィッシュのリニューアル(刷新)後のカロリーは変わった?

今回、製造工程を変えることで美味しさをアップ。

フィレオフィッシュ本体のカロリーに配慮したものではありません。

使用している材料や素材はリニューアル後も同じ。

というわけでカロリーについては変化がなく
リニューアル前も後も364Kcal。

エネルギー(Kcal) 341
タンパク質(g) 15,6
脂質(g) 14.6
炭水化物(g) 36.6

マクドナルドのバーガー類のなかでは6位のカロリーで
比較的低い方です。

341Kcalといえばコンビニの梅おにぎり約2個分のカロリーです。

カロリーの低いバーガー順 バーガー名 エネルギー(Kcal)
1位 ハンバーガー 256
2位 ベーコンエッグマックサンド 299
3位 チーズバーガー 304
4位 エッグマフィン 311
5位 ホットケーキ 319
6位 フィレオフィッシュ 341

 

環境へも優しくなった製造工程

製造工程をへらすことで環境へも優しくなりました。

具体的にお伝えしてみましょう。

水の削減

解凍する際に使う水をへらすことで
全体で使用する水を50%カット。

水の無駄遣いや汚染水の放出も少なくなりました。

 

二酸化炭素の削減

冷凍が1回になったことで電力の削減。

製造工程が減った分、輸送効率も向上して
二酸化炭素を38%削減に繋がりました。

 

魚由来の廃棄物の減少

アラスカ工場で魚の成型をすることで
フィッシュポーションには使われない
魚の皮・内蔵・血合いを他の製品に
利用することが可能となりました。

例えば魚の内臓はコラーゲンとして利用されたり
血合いからは猫の餌に使われたりと再利用されているのです。

よって魚の加工工程出でる廃棄物は5%削減に繋がりました。

 

MSCの「海のエコラベル」を表示

フィレオフィッシュリニューア

MSCという「海洋管理協議会より認証された
適切に管理された漁場で獲られた水産物を使用」
というマークを表示することとなりました。

環境への配慮をされている商品へ付けられる
称号をフィレオフィッシュは持っているのです!

 

リニューアル(刷新)したフィレオフィッシュの美味しさを味わってみましょう

10月末までに全国の店舗でリニューアルのフィレオフィッシュ。

美味しくなった理由について詳しいくお伝えしてきました。

リニューアル前と後の画像をみても違いは歴然。

カロリーについては、残念ながら変化はありませんでした。

美味しくなった分カロリーが高くなっても
そこは困る気もします。

カロリーに変化がないまま美味しくなって素晴らしい。

そんなリニューアル後のフィレオフィッシュを是非
堪能してみてください!

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